ピンクメドゥシアナ ◆番外編:「12日目」A Rainy Day(前編)
※ご注意

ここから先は裏コンテンツとなっております。ウボォーギン×主人公のエロですので注意。

まさかの前編から裏行き18禁です。寒い雨の日にやることは一つという事で。
男同士の性描写を含んでおりますので、苦手な方はメニューへお戻りくださいませ。


では大丈夫な方のみどうぞ。










それは、まさしく「どしゃ降り」と言っていいような大雨が、珍しくもこの流星街に降った日のこと。

その腕に軽々とケイリュースを抱きかかえ、ウボォーギンは雨宿りの場所を探して走っていた。


叩きつける半端のない雨量によって、ウボォーギンの身体もケイリュースの身体も全身がすでにびしょ濡れで。

ウボォーギンの巨体はともかくも、細身のケイリュースの身体からは時間経過とともにどんどん体温が奪われて、今はウボォーギンの腕にも伝わるくらいにカタカタと寒そうに震えていた。


今朝方パクノダがこの流星街に入ってきた頃には、風が強かったせいかスモッグも流れ、久々に気持ちいいくらいの青空が広がっていたのに。

夕方、ウボォーギンがケイリュースを連れて廃バスの森に着いた頃からパラパラと雨が降り出し、あっという間にひどい大雨になってしまった。

朝からの風も治まる気配は無く、窓が全壊したバスでは全く雨宿りにならないからと別の場所を探して移動を開始したが、だからと言って代わりの場所がパッと思い浮かんだわけでもなく。


……正直言って今夜は――――まあその、どうしてもヤリたい気分だったものだから、シャルナークやパクノダがいる"ホーム"には戻りたくない気持ちもあり、無意識のうちに長屋街とは逆方向へと向かってしまったのがさらなる誤算だったというか。


今はやはり長屋街の方が人も多くて住み易いということでそちらに人口集中しているせいか、人間の少ない逆側は処理も遅れており、まさしく『流星街』といった感じのゴミの山だ。いつもの廃バスよりも雨宿りに適したような場所はなかなか見つからなかった。



「……ぅぼー…」

「あ!?」


突然胸元に添えられたひんやりと冷たい手のその温度に、ウボォーギンがびくりとそのたくましい胸板の筋肉を反応させる。

視線を下にやれば、ケイリュースの濃いピンク色の瞳が不安そうにウボォーギンの事を見上げていた。


――――もちろん、その瞳が言いたいであろう事柄はウボォーギンも十分に承知している。



「もうちょい待ってろ!今なんとかするからよ!」

「…う…!」


フルフルと震えながらもケイリュースはウボォーギンの言葉にコクンと頷いて、その胸板の中心に冷たく濡れそぼった額をうずめた。


元から野宿暮らしも長く、その上この巨体だ。ウボォーギンからすればいくら土砂降りの雨に打たれようと半刻どころか小1時間程度全く平気だが、ケイリュースの方はそうもいかない。

今だってずいぶんと震えているし、このまま雨に打たれ続ければ早々に体力も尽きてしまうだろう。


ここは一旦廃バスまで戻るか、それともシャルナークたちのいる建物までなんとか戻るか――――

距離と辿りつくまでの時間とそこでしのげる雨量を天秤にかけ、焦ってキョロキョロしていると、そんなウボォーギンの視界の端に見覚えのある影が映って、思わず「あれだ!!」と叫んでしまった。


激しい雨で煙って、しかも日も落ちたのかかなり暗い中だったが、ウボォーギンの超視力にははっきりと見えた。

かなり前の時代、腹黒い連中が流星街の国籍も国民番号もない人間たちを利用するためのその見返りとして大量に投棄していた支援物資―――それを満載していた、今は中身も空のコンテナの山。



「振り落とされんじゃねぇぞ!?ケイ!!」


それを見つけた瞬間、叫ぶと同時にウボォーギンの身体はその場を飛び出していた。

ケイリュースの腰をぎゅっと力強く抱きしめ、ゴミの山谷の間あちこちで形成される大きな池や汚水の濁流を危なげなく跳び越えて、走る勢いのまま積み上げられていたコンテナの一つへと突っ込む。


勢いがつきすぎた上、濡れた足元が滑って奥壁に重量級のウボォーギンの身体が当たり、コンテナが傾いて一瞬焦ったものの―――


とっさにドンっと床部分を踏みつけたら、コンテナの傾きは元のように戻っ、、戻…っ、戻って…、安定……、した。


したぜ。



「……オッケオッケ、セ――フ。焦らせるんじゃねぇよこのコンテナごときが!」

誰に向かうでもなくそんな悪態をつき、ウボォーギンはのしのしとコンテナの真ん中へと場所を移す。


雨も風もしのげる空のコンテナは、住居にちょうど良かったのか以前誰かが棲んでいたようで黒ずんだ木箱や古ぼけたカンテラ、ボロの毛布などが残されていた。どれも埃と泥が積もっていて、今はもう生活感すらないが。



「………ケイ?生きてるか?」


コンテナの真ん中に座り込み、腕に抱き抱えていたケイリュースを解放する。

胸に押し付けるように抱えられていて苦しかったのか、ケイリュースは「ぷう」と息を吐いてからウボォーギンを見上げて力無くニコリと微笑んできた。


「生きる、を…シテルデスワタクシ…。生きてイルの…だいじょぶ…。うぼぉーぎん…のは、ダイジョブデスネ?寒いナイ…?」

「おお。オレぁ全然へーきだぜ」

「…ウフフ。そう。そう…、ソレのハ、良いカッタデス…」


ぽつぽつとそう零して、ケイリュースは再びウボォーギンの胸にそろりと抱きついてきた。


大丈夫と口では言うが、身体の震えは止まらず。

着ているシャツは肌に張り付くほどに濡れ、シャルナークとシズクによってツインテールに結わえられていたストロベリーブロンドの長い髪もまた多くの水を含んでいた。


「風邪ひくぞ」とウボォーギンはその少々ウェーブがかったテール毛を、布リボンの結わえられた根元から握ってゆっくりと毛先に向かって引き絞った。

するとその長い髪からはびちゃびちゃと洗面器半杯分くらいは余裕で水が絞れてしまった。



「ったく…」

「…う…、うぅ…?うぼーぎん…?」


まるで暖をとるかのようにウボォーギンの身体に貼り付いていたケイリュースを一旦両手で引きはがし、床に降ろす。

そしてウボォーギンは1人立ち上がり、まずは自分の着ていたものの水を絞った。


もちろん、濡れたままにしておくよりもその方が乾くのは早いし、再び着たとしても多少は温かさも変わる。

背に被っていた毛皮とタンクトップをまとめて脱いでから、「…そういやこれ頭から被っとけばもうちょっとは濡れずに済んだのかもな」と今さら気付きつつ、まずは毛皮の方から先に力いっぱいに水を絞った。


その後はばふばふと水切りして、ビタンと床に叩きつけるように広げる。

タンクトップは一旦軽く絞ってからそれで一度ざっと頭と身体を拭いて、今度はギューッと強めに絞った。



「オラ、ケイ。お前もその濡れたシャツ脱げ。絞ってやるぜ?」


湿ったままのタンクトップをお構いなしに再び身に着けながらウボォーギンは、女の子座りというべきか正座を崩したようなぺったん座りで、傍の床に広げられた毛皮になにやらじーっと見入っていたケイリュースのツインテールの頭頂部に向かってそう言った。

それと一緒に『……つーかお前、その容姿(ナリ)でその座りじゃパッと見完全に女だぞ』と口には出さずに突っ込んでおく。


ウボォーギンを見上げたケイリュースはというと、なぜか困ったように眉を下げて首をかしげてきた。



「……なんだよ、ケイ。その顔はよ?」

「うぅ…。脱ぐの…?ワタクシ…?ナンデ…?脱グ、するは…、寒いデス…ウボォーギン…」

「んな濡れたモンいつまでも着てる方が寒いだろ。冷える前に絞ってやるからとっとと脱げ」

「とっとっとと…と、ヌグ…。脱ぐの?…ナンデ…?さむい、…ノニ……なんで…」


ぼそぼそと文句を零しながらも、ケイリュースはもたもたとシャツのボタンを外し始める。

凍えて震える手で、本当にもどかしくワイシャツのボタンを1個1個外していくケイリュースをウボォーギンはその正面にしゃがみ込んで見守っていた。


……が、そのあまりのもどかしさにだんだんとイライラを隠さなくなり。

おもむろにケイリュースの、すでに何個かボタンの外れていた襟に人差し指を突っ込んで、ぶちぶちと残りのボタンを手早く外してやった。


多少強引な感じになってしまったが、…まぁ破れてなきゃ構わねーだろ。と続けざま、ウボォーギンはケイリュースの両手をバンザイさせて無理矢理ワイシャツを上に引っぺがす。

勢い余って、ケイリュースはバンザイの格好で固まったまま後ろにすっ転んだ。



「…おっと」


ケイリュースは倒れた格好で「うー?」と不思議そうに唸っていたが、お構いなしにウボォーギンは奪ったワイシャツを絞る……が、絞ろうとした時にその胸ポケットになにかの感触を見つけて一旦手を止めた。

ポケットの上から触って思い出したが、――――そういえばコイツ確か煙草を胸ポケットに入れてたな。と指を突っ込み中身を探るとやはり、いつだったかにシャルナークに頼まれて自身が街で盗ってきた煙草の箱とライターが出てきた。



「煙草か…。シャルはお前用だっつってたが…、お前ホントにコレ吸うのか?」


何日前だったか、流星街(ここ)に棄てられる前のケイリュースだと言ってシャルナークから色々な写真や動画を見せられた。

その中では、確かに煙草吸おうとしている格好のケイリュースの写真もあったのだが―――



「(いまだにオレぁ、あの写真のお前と今のお前が同一人物とは思えねぇんだよな…)」


コレだって結局フィルムすら未開封のままじゃねーか、と出てきた煙草の箱を手にウボォーギンは背後のケイリュースへと振り返った。


するとケイリュースは、先にウボォーギンが絞って床に広げていた毛皮の上に転がって、脚を上げてズボンまでもごそごそと脱ごうとしていた。



…何やってんだ。と再びのしのしと近くにしゃがみ込んだウボォーギンにも気付かないまま、ケイリュースは水を吸って重く肌にまとわりついているズボン相手に尻丸出しでもどかしく格闘を続ける。


合間に漏れる「んん…」という変な吐息と、悩ましく寄せられる眉、濡れた身体に張り付く薄ピンク色の長い髪の毛。

どれもが妙に扇情的に見えて、………お前、ずいぶんエロいな。誘ってんのか。とウボォーギンの眉間にしわが寄った。



しかし結局、脚の包帯が引っかかっているのかどうしても腿よりも下に脱ぐことができずに、最後は諦めたのかケイリュースはズボンが絡んだままの両脚をパタリと横に倒してフテてしまった。


「ここまで来て諦めてんじゃねーよww尻が丸見えだぜww」

「アッ!う…っん」



ごろりとケイリュースの身体を仰向けに転がし、膝上あたりで団子になっていたズボンを引っ張り上げて無理矢理剥ぎ取ったらなおさらに変な声を出した。


ツインテールの髪を胸の前に抱き寄せて、膝を立てて寝そべった格好で「はぁ…ん」と息を吐く。

濃いピンク色の瞳をとろんと潤ませ、裸のケイリュースが物欲しそうに薄く口を開けてウボォーギンを見上げてくる。



それを目にしたウボォーギンは「…あー…くそっ…」と心底うっとおしそうに零して、やれやれとばかりに頭を振った。


―――――ただでさえ今日はお前とヤリてぇ気分で連れ出してるってのに。



ブツブツとそんなことを口の中で零しながら、まだ湿っぽい頭をガシガシと掻いて、もう一度横目にじろりとケイリュースを睨んだ。



そして「…チッ」という舌打ちと共に手に持っていたズボンもワイシャツもその場に放り投げ、ウボォーギンはケイリュースの脚の間へと膝をつく。

自身の身体で以ってケイリュースの両脚を押し開いて、寝転がるケイリュースの上に四つん這いに覆いかぶさる。


冷たい素肌にそっと手のひらを添えると、「あっ、」と声を上げてケイリュースが身体をびくつかせた。



「…あ…、ぁ……手…うぼぉーぎん、の…、あっ…ア、あついシテ……はぅ」

「オレが熱いんじゃなくて、お前が冷てぇんだよ」


…確かにオレぁ他の奴らよりは平熱がちょっと高いらしいけどな。と以前にシャルナークに聞いた話を思い出しながら、ウボォーギンはケイリュースの細身の身体を筋を確かめるように上から下へとなぞっていく。


血の気が多いせいかと思っていたが、シャルナークによると筋肉量がどうとか基礎代謝がどうとかなにか小難しい理由かららしい。覚えておくほどの事でもないのでよく覚えていないが。

その上、雨の中とはいえ少し前まで人間1人を抱えて走り回って身体を動かしていたのもあるだろうが、……それにしたってこの体温差はどうなんだよ?とウボォーギンはその冷え切ったケイリュースの肌を擦るように撫でまわす。

ここしばらく一緒に抱きかかえていた感じ、ケイリュースの方はウボォーギンとは逆に少し体温が低めだ。しかも痩せっぽちのせいなのかわからないが、1人で放っておくと割とすぐに身体の端々から冷えてきてしまう。


温めてやるように素肌の上を撫でていくとその手のひらの熱さにかケイリュースがぴくりぴくりと反応を見せ、少しずつ荒くなる吐息と共に声を漏らす。

合間に、涙で潤んだ濃いピンク色の瞳が自身の上に覆いかぶさるウボォーギンの顔と、身体の弱い部分を撫で回す丸太のように太い腕とをゆるゆると行き来して。



その視線がどう見ても誘っているようにしか見えず、ウボォーギンは真っ平らな胸の上で紅く色づいていた小さな突起を肌を撫でるついでにフニフニとつついてしまった。

するとケイリュースはなおさら色っぽく感じたような声を上げて、上体をくねらせ反らす。


なので今度はそのわずかに浮いたケイリュースの身体に腕を回して、ウボォーギンは目の前に突き出された胸に唇を寄せた。

冷えてツンと勃っていた頂きを舌で押しつぶすように舐めると、ケイリュースは快楽にか舌の熱さにか「きゃふ」と小さな鳴き声をあげてさらに身をよじらせる。



「……ケイ、お前マジで誘ってんだろ。誘ってるよな?」

「はひ…、あう、ぅん…。ウン…、ワタクシ、ウボォーギンの…、誘う、を…、スルデス…」

「『うん』、じゃねぇっつーのw ホントに食っちまうぞ?」

「くう…?食う、はオイシイ…。アナタ、食べるをスルデス?ワタクシ食べのモノ…、見えるデスカ…?うぼぉーぎん、あなた…、は…食べる、を…ワタクシする…?」

「おお、でっけぇご馳走に見えるぜ。…いいよな、ケイ?食っちまっても」


冷たい頬をさするように撫でてやりながら、ウボォーギンはニヤリと口角を上げつつケイリュースに訊く。


もちろん、ケイリュースが断るなんて選択をしないだろうことは最初から折り込み済みだ。

畳みかけるかのようにウボォーギンはいやらしい思惑で以ってするりと指を滑らせ、ケイリュースの薄い唇にそれを押し付けた。

するとケイリュースもウボォーギンの意図通りに、ためらいなくその指を口に咥えてしまう。

うっとりと指に吸い付き、チャプチャプとまるでフェラチオの要領でたっぷりの唾液を絡ませてくる。


肌のように冷えているかと思っていたが、口の中は存外に温かい。"ナカ"もきっと同じくらいに温かく、柔らかいだろう。

ウボォーギンは自身の下半身にもはや早々に止められない程の熱がズキズキと集まっていることを自覚する。


「代わりにっちゃなんだが、お前の体はオレが責任持ってぽっかぽかにあっためてやるからよ」


ちゅぽりと口から指を引き抜き、唾液で十分に濡れたそれをケイリュースの脚の間へと押し当てながら、「どうだ?」と意地悪く笑ってウボォーギンは言う。


「うゥ…。あ…。は…、ぁ、あっ…たまる?の…スルは…、セックスです?」

「……だからお前、なんで毎度毎度そういうトコだけ流暢になんだよ; …でもま、そういう事だな」

「ウフ。あった…かい……?ウフフ…。ソレ、はワタクシ、知ってるデス…。一緒イイの…寒い、は…。あったまる、のコト…したい…ウボォーギン…。ワタクシ、してクダサイ……」


熱っぽくとろけた表情を見せてケイリュースは力を抜き、毛皮の上に再びその身を横たえた。

同時につぷりと侵入を果たすウボォーギンの太い指に、「あッ!?」と声を零し。


愛欲に濡れた悩ましげな瞳でウボォーギンを見上げ、覆いかぶさっていたそのたくましい胸板から腹にかけてを、冷たい手のひらで、その指先で、そっと誘うように撫でてくる。


慣れきった娼婦のようなケイリュースのしぐさをこうして見るたびわずかに戸惑いもするが――――


それ以上に全く辛抱が効かなくなるあたり、オレはもう駄目だな。



そんなことを思いながらウボォーギンは劣情の赴くままケイリュースの上へと圧し掛かった。


そうして身体を密着させれば、よりケイリュースの身体の冷たさがダイレクトに伝わってきて。

"温めてやりたい"という自分にしては珍しい感情を背景に、ウボォーギンは自身の熱を移し与えるようにケイリュースの背をその大きな手のひらで抱き寄せた。

ケイリュースの方もまた熱を求めてその腕を、足先をウボォーギンの身体へと絡め、抱きついてくる。


「んぅ…、あ…、うぼー…、んん」

「あ?……なんだ?ケイ」

「ウン…、うん。ウボォーギン、の…手、大きい、は…ワタクシ好き。男らしいは、素敵なの…、スゴク。ワタクシの無いモノ、たくさん持つ、アナタ…。ウフフ。…大好き」

「ふふんwそうか?そんなにオレに触られんの好きか、ケイ」

「うん…。ウボォーギンのサワル…。あたかい手…、ワタクシすきデス…」

「ほーぉ?」


可愛い事言ってくれんじゃねーか、とケイリュースの額にチュッとキスを落とし。

そのまま口元から頬、ツインテールに結わえたストロベリーブロンドのその影に見え隠れしていた耳へとついばむようにキスを繰り返した。


その間にウボォーギンの手のひらはケイリュースの背中から腰にかけての緩いカーブをゆっくりと温めるようになぞって、その下の双丘へ。

冷えた尻肉をもみほぐすように撫でながら、もう一方の手は相変わらず、その中心をぐちゅぐちゅと慣らすように蠢いている。

耐えきれなくなってケイリュースが身をよじると長い髪が揺れ、あらわになった耳裏から首筋、華奢な鎖骨から薄っぺらな胸の上へとウボォーギンが唇を滑らせてくる。



「ん、ん…、アっ…うぼーぎん…」


しっとりと濡れて冷えた肌に吸いつく、熱い唇。

胸の上に落ちていた小さな突起を執拗に責め立ててくる舌の感触と、そして下半身へと差し込まれていた太い指がもたらす快感に、いつしかケイリュースの前のモノもすっかりと熱を帯び勃ち上がっていた。


こんなにも愛らしい少女のような姿なのに持ち物だけは成人した男のそれだから、ギャップがスゲーな、とウボォーギンは思う。

とはいえそれで気が萎えてしまうなんてことも今はもうないし、むしろ反応がはっきりとわかって逆に興奮する。


そういう趣味はねぇはずなんだがな。と頭のどこかで思いながら、手はヒクつくケイリュースの下の口へと先走りに濡れた太い先端を押し付けていた。



「…腰、動いてんぞ、ケイ。気持ちイイか?」

「あっ、ぁ…、う…。キモチイイ…、ワタクシ…」

「ハハァ!ならもっとイイモンくれてやるぜ?」


ニヤリと歯を見せ楽しそうに笑って、ウボォーギンははちきれんばかりに硬く怒張したモノをケイリュースの中へとゆっくり押し込んでいく。



「はひ、ひっ……っぁあ、アアッ!んッ、あ、うぼぉーぎんん……!」


細っこく頼りない風情のケイリュースの身体を上から抑え込むようにきつく抱きしめながら、否も応も無くその小さな穴を蹂躙する。

苦痛から逃れるためかウボォーギンを求めてなのか、冷たい手のひらが必死に自身の背を掻き抱いてくるのを感じ、『…くそ、なんだこの可愛いドーブツ』とウボォーギンの下半身の熱はさらにそのボルテージを上げた。


一番太い先端部分さえ入ってしまえば、後は根元まで埋め込むのもそう難しくない。

相変わらず中は狭苦しくきゅうきゅうと吸いつくようにうねっているが、キツいだけだった最初に比べればずいぶんとこなれたもんだとウボォーギンは口元の笑みを深くした。



「なんだ、すっかりオレの形覚えちまったな。オラ、全部入ったぜ、ケイ」

「あ、ア…、ん、うぼぉーぎん…、熱っちゅ…の…おなか、ワタクシ…の、あっ」

「ふん。なに、今にもっとあっついモンたっぷり飲ましてやるからよ。ちゃあんと受け止めろよ?」


「ぁッ、ひんっ!ンッ、ん、ぁんっ!ア…ッ」



ケイリュースの甘い悲鳴を引き出すように、埋め込んだ肉柱でぐちぐちと中襞を擦り、次第にその動きを大きく激しいものへと変えていく。


肌を打ちつける音と卑猥な水音、零れる嬌声と互いの吐息が交わるその音の繰り返しの中、時折耳に入る――――愛くるしく自身の名を呼ぶケイリュースのか細い声。

涙で潤んだ濃いピンク色の瞳にこもった熱い視線になにか堪らないほどの快感を覚えたウボォーギンは、今一度耳に届いた自身の名前に「おう」と応えて、赤い舌が覗いていたケイリュースのその半開きの口へとすぐさま食らいついた。









中編へつづく




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